カリバナ

2008/08/07-11:27:57

先週に引き続き夏のフェスティバルの話題です。

Caribanaはカリブ海周辺の国から移民して来たカリビアンのお祭り、北米最大のサンバフェスティバルで今年40周年を迎えました。
オンタリオ湖沿いの大通りが4キロ弱に渡って通行止めになり、豪華絢爛な衣装に身を包んだカリビアン達がバンドと共に、大音量の音楽の中を踊り狂いながら行進してきます。





バンドの数15組と聞くとたいしたこと無いかな〜と思ってしまいますが、一つのバンドに何と最大2000人(!)という大所帯。
しかも時速1キロのスピードでの行進のため、全てのバンドが通り過ぎるのを沿道から見ようとしたら約4時間かかります。

炎天下の中、長時間路上でパレードを見ている100万人の観客の目を奪うのは、キラキラピカピカの衣装をまとった彼らのダンス。
踊るために生まれてきました!というようなリズム感の良さ、そしてパワフルな肉体が魅せるダンスは非常にセクシーで迫力があります。

 

そしてもう一つ面白いのは、ライブで聞くことができる様々な民族楽器の音色。
行列にはカリビアンスタイルの山車などもいて、ちょっと日本のお祭りを思い出したりもしました。

毎年、Caribana熱気に包まれる週末がトロントの夏のピーク。

これから8月が進むにつれて、日本より一足先に秋の気配を感じる日も近そうです。
夏のトロントは毎週末、色々なエリアでフェスティバルが開催されています。

マルチカルチャーの都市らしく、各国の歌や踊り、民族衣装、食べ物など、フェスティバルは異文化を楽しむ絶好のチャンス。

その中でも年々規模が拡大している「Beaches International Jazz Festival」。





もともとはある週末の午後、ジャズミュージシャン達が公園で行った小さなコンサートからスタートしたイベントでしたが、20周年を迎えた今では毎年700人もの音楽家達が演奏し、100万人を超える観客が訪れるビックイベントに!
今年も約100組のバンドが特設ステージのある公園、そしてメインストリートであるQueen Streetで演奏しました。

歩行者天国になった道路は、立ち止まって演奏に耳を傾ける人たちで大混雑。
まるでトロント中の人口が集まって来たのではないかという騒ぎです。



にわか雨が降ってくると、観客もミュージシャン達も一時避難。
一緒にお店の軒先で雨をやり過ごしながら「さっきの演奏良かったよ!」なんて声を掛け合う姿が見られたりして、とってもフレンドリーでアットホームな雰囲気。

そしてもう一つ、日本のコンサートと大きく違うのは、演奏に対する観客達の反応が大きいこと。

拍手やかけ声だけに収まらず、興に乗って踊りだす人たちが大勢います。
特にリズムの良いキューバなど南米出身のジャズミュージシャン達の周りには、これまたプロ並みのダンサー達が踊り狂って、場は更に盛り上がります。



観客も演奏者も一緒になって音楽を楽しむ、その喜びを体で表す、それがこのフェスティバルの一番楽しいところかもしれません。

オンタリオ州政府を始め、一般企業のスポンサーたちのバックアップのおかげで、観客達は無料で演奏を楽しむことが出来、また多くのミュージシャンがこのフェスティバルを機に活躍の場を広げています。

トロントにはアートを気取らないで生活の中に取り入れて楽む風土、そして多くのアーティストを受け入れる懐の深さがあるんだな〜と改めて感じた一日でした。

ベビーシャワー

2008/07/27-21:31:25

週末の午後、友人MさんのBaby Showerに出かけてきました。

Baby Showerというのは、出産が近い妊婦さんの友達や親戚などが集まって赤ちゃん誕生をお祝いする北米の風習です。 

女性だけで集まるのが一般的だと思いますが、最近では旦那さんや男性の友達も参加したり、旦那さんと男性だけで集まる同様のパーティーもあったりするようです。
Mさんの旦那さんは男性のお友達を招いて「ダイパーパーティー」!?参加者は全員ダイパー(紙おむつ)を持参し、新米パパにプレゼントしたそうです。なんかちょっと面白いですよね?

さてMさんのBaby Showerには、美味しいお寿司やおにぎり、フルーツなどに加え、お友達の手作りのケーキやクッキーなどがテーブルに並び、女同士の会話に花が咲きました。



途中で子育てに関するゲームや、妊婦さんのへの質問コーナーがあり、
「予定日はいつ?」
「赤ちゃんの性別は?」
「名前は決めてある?」
そして「結局、体重はどの位増えたの?」なんて質問まで飛び出しました。

また先輩ママ達からは海外での出産や子育てに関するアドバイスがあったりして、子育て未経験の私にも色々と興味深い話が聞けました。



そしてBaby Showerのメインイベントはギフト!

参加者がそれそれの気持ちを込めて贈ったプレゼントの包みを、妊婦さんが一つ一つ、全員の見守る中で開けていきます。

赤ちゃんの洋服やオモチャはどれもこれも可愛いく、プレゼントがなかなか決められない・・・
子供を持ったことがないので何を贈って喜ばれるか分からない・・・

そんな人のために、両親になる二人がベビー用品店などで「欲しいものリスト」を事前に登録しウェブサイトに公開して、リストから直接オンライン購入できるというシステムも普及しています。

これを使えば贈られる人が必要としている物をあげることができるし、他の人によって購入済みの商品が分かるようになっているため他の友達とプレゼントが重なってしまうということもなく、実に北米らしい実利的なシステムだな〜と感心。

たくさんのプレゼントと友人達に囲まれて幸せそうな友人の笑顔をみていて、私もとってもあたたか〜い気持ちになれた一日でした。



これからトロントでの出産・子育て事情など、面白い話が聞けたらまたblogにもupしていきたいと思います!

日本人に比べたら北米人の食生活は単調で、質よりも量、ヘルシーではない、などといったイメージがあると思いますが、それでもこの数年、加熱を続ける健康志向ブームがトロントの食事情を随分変えて来たように感じます。

私のこちらでの仕事の一つが、トロントの美味しい食べ物を見つけて取材し記事を書くこと。

この2年間、この仕事を通して多くのシェフやレストランオーナーたちと出会い、彼らの哲学に耳を傾けてきました。
同時にトロントの人たちがどんな食生活、そしてサービスを求めているのかを肌で感じながら、トロントの食文化の一端を垣間みて来きました。

今回、取材で出会った一軒のお肉屋さん、その名も「The Healthy Butcher」 (ヘルシーなお肉屋さん!)

彼らのコンセプトは"オーガニック"です。

お肉屋さんですが、野菜、果物から調味料、魚介類、加工食品までオーガニック食品なら何でも揃う品揃え。






そしてお肉は牛、豚、鳥、ダックなどはもちろんエルク(シカの一種)なんて珍しいお肉もあったりします。

オンタリオのローカルの多くの農場と契約していて、一頭ごと買い付け、店内にあるキッチンで専門スタッフが各部位ごとに切り分けくれます。
45種類もあるソーセージやハンバーグはもちろん、スモークハムなどの加工食品も全てオーガニック素材のみを使った手作り。

ショーケースに並ぶお肉を見てみると、色の鮮やかさや艶やかさが素材の良さと新鮮さを十分に語っています。


もちろん大型スーパーに大量に並ぶお肉や、カナディアン御用達の冷凍ハンバーガーなどに比べれば多少お値段は張りますが・・・

でもこのようなビジネスがトロントの人たちに求められていることこそが、トロントニアンが食生活により真剣に向き合おうとしていることの現われでしょう。

日本でも食の安全性が大きな関心になっていると思いますが、トロントでも同じです。

これからもっともっとこんなお店が増えるといいな〜と住民の一人として願っています。

前回の続き...


甥っ子二人はなかなか現れないヘビを諦めて、次々と小さな生き物たちを発見していきます。

葉っぱの裏に隠れたてんとう虫。
その背中に6 つの点を数えて「この子は弟と同じ6歳だよ」と教えてくれたノア君。 



自分の身長の4倍以上もある高い木の枝に茂っている葉の中にいた、
とっても小さなカタツムリ2匹を見つけたライアン君。



私たちの周りには白、黒、黄色など色鮮やかな無数の蝶々が飛び回り、
公園内を流れる小川の周りにはトンボや小魚たちがいて、
あまり見かけたことの無い様な野生の花たちが真夏の日差しを受けて堂々と力強く咲いています。




この公園も昔はただの原っぱに小川が流れているという、自然のままの姿だったらしいのですが、
ここ20年くらいで随分、人工的に整備されたとのこと。

それでもまだまだ沢山の生き物達の営みを目にすることができました。


甥っ子二人を連れて来たつもりが、すっかり向こうのペース。

小さな二人がしっかりガイド役になってくれた"Creature Hunting"。

普段あまり目をとめることのなかった身近な自然に触れて、
大人たちにとっても素敵な気分転換になりました。

  

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